乳がん治療ノート

がんのマッピングと回診

エコー検査でマッピング

エコー検査でがんをマッピングしながら、切除箇所をペンでマークするそうで。

病室で荷物の整理をひととおり終えて、今回用意した自前の館内着に着替える。前開きの服しかダメだそうで、UNIQLOで麻のロングシャツを買っておいた。

パジャマの場合は何か羽織らなけらば館内をウロつけないそうで、それっぽくないのを選んだ。ノーブラでもザクッと着られて麻で正解。

放射線科に移動する。

今回4回目のエコー検査。

前回と同様にWチェックで、はじめは違う先生だったけど、最後のチェックは同じく放射線科の医長の先生だった。

がんの印が赤い点、その周りを青い点が囲むようなマーキング。たぶんこの青い囲みが切り取るところなのか。

よくみると、消されかけた青い点のひとまわり外に、大きい円が濃い青いペンで印されている。いろいろ見てみて修正となったのか。それが最善なら仕方がない。

ペンで印を打ったあとに、透明の皮のようなうっすい薄いシールが貼られる。このままでシャワーも浴びられるそうな。

鎖骨にもペンでマーキングされた。手術までの検査や点滴位置などのチェックのためか、この後、事あるごとにマークを確認しますと鎖骨をむき出すことになる。

手術前日の回診

そうか、大人になって自らが大きな病院にお世話になったりしていないので、よくわからなかったが、主治医がY先生で、担当医がK先生なのか。今さらな話し。

頭が、主治医=担当医で固まってた。

エコー検査の後、病院に戻り昼食。

その後、手術前日の回診。

ドアが開けられて、カーテンの向こう側からY先生のテンション高い明るい声。開いてK先生のいつもの笑顔。

そこに、初めましてのとても可愛らしい受持医S先生。すでに私なんかよりも立派なのだが、私の病気が、医師としてさらに育っていかれる一助の欠片にでもなれるとしたらこれ幸い。

前ボタンを開けて、マーキングされた左乳房を触診。

Y先生
Y先生

ほー、思っていたより大きくなってるかなー

様々な判断があるのかと思うが、もう先生方にお任せするしかない。なげやりな気もするが、もう望むことは伝えているので、ここまでくると私が判断できることは何もないかなと。

Y先生
Y先生

ここだとワキのお肉がプクッとしちゃうから、こっちかなー

うんうん、こうのほうが、ほら、ね。

肉をつまんだり、引っ張ったり。

やはり、手術以前のこういう決定も、手術数とセンスなどが関わってくるんだろうなーと勝手に感心。

なんか、初診の時から安心感しかない。

たぶん、ムダに緊張しないのは、先生方のこの雰囲気から得る感覚のお陰が大きい気もする。

手術前日の検査で残るはあと、センチネルリンパ節の注射と撮影。

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