入院の流れについて
部屋で待っていると担当の看護師さんが入ってきた。
(関係ないけど、看護師さん、事務員さん、て「さん」をつけたりするし、つけても不自然じゃないのに、医師さん、って気持ち悪いのはなんでだろう。お医者さん?だったら、お看護師さん?どうでもいいか。)
まずは、入院当日から翌日手術までの流れについて説明を受ける。
入院当日についての流れ
- 病棟の看護師が手術の説明、問診、検温などを行う
- 病棟の医師が診察
- エコー検査にて、切除部位のマッピングとマーキング(消えた場合は看護師に報告)
- センチネルリンパ節の注射と撮影
- 12時昼食
- 18時夕食
- 21時消灯(原則として)
- 必要であれば睡眠剤
- 夜24時以降は固形物禁止
- 水のみ可
- アルジネードウォーターを夕食後から寝る前までに2本飲む
手術当日についての流れ
手術前
- 検温などを行う
- アルジネードウォーターを8時までに2本飲む
- 8時以降は絶飲食となり、飲水も禁止
- 必要に応じて点滴(手術時間がずれて昼食時以降になるなど)
- 手術着に着替え、貴金属、コンタクトレンズ、入れ歯を外し、化粧を落とす
- 歩いて手術室へ移動
- 最終的な手術の時間は、手術室に入る15~30分前に確定。
- 手術の所要時間は約3~5時間(手術自体は内容的にも1~2時間とのこと)
- 手術終了後、医師より家族へ手術の説明
手術後
- 酸素マスクまたは鼻のチューブ、腕の点滴、足のマッサージ器(静脈血栓予防)を装着
- 手術時間によっては膀胱留置カテーテルを装着
- 状態によっては、液を排出するためのドレーンをわきの下から装着
- 病室に帰ってから2時間後から飲水可能(初回は看護師が声がけ、むせることもあるため)
- 病室に帰ってから4時間後から食事が可能
手術翌日について
- 酸素マスク、足のマッサージ器、(膀胱留置カテーテル)が取れたら歩行可能
- 初回の歩行は看護師同行
薬について
使用する薬
手術日 | 術後1日目 | 術後2日目 | 働き | |
セファゾリン(点滴) | 1回 | 抗生物質、術後の感染予防 | ||
カロナール錠(飲み薬) | 夕食後1錠 | 3回食後1錠 | 3回食後1錠 | 鎮痛剤、術後の痛み緩和 |
痛む時に使う薬
痛みを我慢していると深呼吸ができず、体に酸素が取り込みにくい状態(無気肺)になったり、眠れなくて心も疲れたり、歩行訓練ができなかったり、術後の回復に影響が出る可能性があるそうで。
- カロナール錠(500mg)飲み薬 1回1錠
- ロキソプロフェンNa錠(60mg)飲み薬1回1錠
- アセリオ注(点滴薬)
- ロピオン注(点滴薬)
- ソセゴン注(点滴薬)
痛み止めの効きめが出るまでの時間の目安
注射 | 15分程度 |
座薬 | 30分程度 |
飲み薬 | 30〜60分程度 |
繰り返し使用することで、効かなくなったり、依存症になるということもない。
とにかく、痛みが出たらムダなガマンをせず早いうちに痛み止めを使用し、できるだけ痛みの気にならない状態で過すことが大切だそうで。
医療スタッフと患者が情報を共有して疼痛を最小限にするため、状況を数値評価スケール0~10で伝えるそうな。
NRS(Numeric Rating Scale)
痛み0=全くない
これ以上耐えられないほど最悪の痛み=10
4あたりからが処置を必要とする痛みとしているらしい。
眠れない時に使う薬
- ブロチゾラムOD錠(0.25mg)飲み薬 1回1錠
- アタラックスP注(点滴薬)
吐き気がするときに使う薬
- プリンペラン注(点滴薬)
- ノバミン注(点滴薬)
転倒・転落の予防について
これは、入院前から何かにつけて耳にしている。
念押しの注意喚起の用紙に沿って説明を受ける。
転倒・転落の原因について
過し慣れた自宅の環境とは異なることと、普段よりも歩かなくなるので体力筋力低下しているということ、特に高齢者の筋力低下と不安からの精神的負担についても書かれている。
転倒・転落予防の協力としての留意、了承
- かかとの覆われた滑りにくい靴
- 手すりを利用
- 遠慮なくナースコール
- 睡眠薬の服用時は看護師同行
- 配慮が必要と判断し目印のバンドを装着する場合あり
- 不安感が強い場合は家族の付き添い
病院としては、状況に合わせた環境整備やケアの工夫によって防止に努めているが、患者の尊厳を傷つける身体拘束は極力行わないなど、転倒・転落をすべて防ぐことはできない、とも。
書類を提出
記入、署名してきた書類などを提出。
・手術の説明・同意書
・入院診療計画書
・入院に際してお伺いしたいこと
あとは検査2つ、エコー検査のマッピングと、センチネルリンパ節の注射と撮影。
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