センチネルリンパ節の核医学検査について
手術前検査のオーラス。
手術中に行われる(術中迅速病理診断)センチネルリンパ節生検のための注射と撮影。
前もって勉強もしていたが、入院前の診察でも説明を受けていたので、手術の『説明・同意書』のシンプルな説明がすんなり頭に入ってきた。
術前にセンチネルリンパ節生検のために核種(微量な放射線を出す物質、リンパ流にのって腋窩リンパ節へ到達します。)を乳房に注射します(核種を使用しない場合はこの注射は行いません。)腋窩にあるセンチネルリンパ節を探し出して切除し、術中迅速病理診断を行い、リンパ節転移の有無を調べます。転移がない場合、手術終了としますが、転移がある場合、腋窩リンパ節郭清が追加されます。
『説明・同意書』抜粋
看護師から核医学検査部への案内図、検査の説明カードなどを受け取り、時間まで待つ。
センチネルリンパ節の核医学検査をお受けになる方へ
ご案内と撮影時のお願いとお知らせ
- 処置:核医学検査室にて、検査薬(放射性医薬品:99mTc-フチン酸)の注射
- 乳腺外科の医師が検査薬を乳輪付近に皮下注射
- 処置後、撮影時間を医師から伝える
- 一旦病室に戻る 飲食可
- 撮影:核医学検査室にて、センチネルリンパ節の撮影
- 伝えた時間に検査室へ(撮影時間4〜5分)
- 撮影時のお願いとお知らせ
- 手術中の体位に近い形で撮影したいのでブラジャーは外す
- 金属がなければ上半身の服は着たままで可
- 手術時間によって撮影なし(早朝のみ)
- このカードは病棟スタッフに返却
まずは注射
看護師さんからのゴーサインで、単独「核医学検査部」へ。
ラジオアイソトープ検査(RI検査:Radio Isotope)
ドアの放射能標識がものものしい。
ここでまた簡単な説明カード。
①ベットに寝て乳輪に放射性医薬品を注射。
②約1時間〜1時間30分後に撮影。(約5分)
【注意】撮影の時間は注射の際に伝える。時間になったら戻ってくる。上半身は金属のない服装。
2秒ほどで終わりますからねー。
どんだけ短かろうと、注射は何度やっても慣れない。
14:00過ぎ、撮影は15:40とのことで一旦病室に戻る。
撮影で検査終了
自分で勝手に戻らないといけないので、アラームをセットしておいた。
CTのよな検査台に寝る。
注射した放射性の薬が微量らしく、撮影機械は胸スレスレのところまで降りてくる。
撮影時間自体は2分ほど。
あっという間に終わった。
これで、手術前の検査は本当に本当に全て終了。
あとは夕食いただいて、シャワー浴びて、指定の水を、夜2本と朝8:00までに2本飲めば、自分のやることはもうないはず。
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