副作用からくる抑うつの疑いがあったため、2月の診察で医師と相談の上、1ヶ月の休薬を試してみた。
2週間ほど過ぎた頃、外出時にあった何ともいえない絶望感や、電車で涙が止まらないことなどがなくなっていた。
感覚的には完全にスッキリというわけではなく、楽になった気がする程度ではあった。
でももう二度とタモキシフェンは飲みたくないと心に決めてしまった。
「1ヶ月の経過確認の診察で新しい薬を試してみたいと伝えよう。」
と、考え始めた時に、母が亡くなった。
タモキシフェンを飲んでいた時のあの状態だったらどうなっていただろう。
でも、新しい薬だってどうなるかわからない。
急に投薬を再開する自信がなくなった。
病院に行くのが辛くて電話診察にしてもらった。
状況の説明をして、休薬をもう1ヶ月延長してもらうことにした。
治すための治療ならしんどくても頑張るが、再発を防ぐため、しかも100%ではない療法でしんどい思いをあと何年もするのはもうごめんだ、というのが現在の心情。
そこから1ヶ月が経った4月、休薬2ヶ月でまた電話診察。
春の異動で新しい担当医からだった。
タモキシフェンを再開する意思はないことを伝えた。
閉経前の選択肢は少なく、薬を変えるとしたら「トレミフェン」になるとか。
いずれにせよ薬を変える場合は対面診察が必要とのこと。
すぐに予約を取ってもよいし、次のマンモグラフィ検査に併せてでもよいとのことだった。
悩むことなく先延ばし。
7月にマンモグラフィ検査と診察の予約を取った。
「トレミフェン」についてネット上で調べるが、タモキシフェンよりも情報が少ない。まあ薬が何に代わっても、ホルモンに作用することは変わらない。
考えるだけで憂鬱だ。
治療を拒否しても、検査等のみの通院継続はできるのだろうか。
コメント