放射線治療(本番初回/全16回)
ちょっと緊張。
放射線腫瘍科の受付
毎回記入するらしい問診票。
問診票を提出して待つ。
「お着替えお願いします。」
更衣室に向かう。
更衣室
検査着に着替え、用意してきた使い捨てスリッパを履く。
荷物は全て持ったまま、更衣室横の待合いで待つ。
放射線照射室
本日担当の先生から呼ばれる。
男性1人、女性1人。
照射室に入る前に名前と生年月日を伝える。
パーテーション裏にあるカゴに荷物と検査着を入れ、バスタオルで前を隠す。
台に寝ると、両側に1人ずつの先生。
毎回の照射前の確認。
「どちら側ですか?」
左です、と答える。
体のマーキングに合わせて位置を調整してもらう。
薄くなってしまったマーキングをペンで書き足される。
呼吸の位置マークの箱が右胸に置かれ、確認するモニターが目の前に設定される。
別室からモニターの起動操作後にマイクで、「はい、準備ができました練習から始めます。」
治療計画のためのCT撮影時に、深吸気息止めの練習した記事
深吸気息止めの練習の合図、「お願いします。」
鼻から吸って胸式呼吸。
ちょっと吸い過ぎた。吸い過ぎて抜くより、足りなくて吸い足すほうが楽と知る。
「はい、楽にしてください。」
口からゆっくり吐く。
微調整と機械設定で先生が戻って来られる。
モニターを一緒に見ながら再度の呼吸練習。
「照射1回目は少し長めですが、持たなければ無理せず息を吐いてしまって結構です。呼吸モニターは同じものを見てますので、慌てたり焦ったりしなくて大丈夫ですので。」
いよいよ本番。
5〜8回と聞いていたが、初日は計4回の照射で終わった。
斜め右上から2回。言われたとおり1回目は少し長めだったが難なく持った。
丸い大きな機械が体の上をウイーンと過ぎて、斜め左下で止まる。
上からと同じく2回で1回目は長め。
あっという間、10分もかからずに終わる。
部屋の電気がついて台が下がる。
通常はそのまま帰ってOK、週1で診察、週1で会計
着替えて受付に戻る。
「週に1回だけ診察がありますのでお待ちください。」
診察は、初日の様子伺いと何か問題がないかだけの確認で終わる。
会計は週1にまとめられるとのことでこの日はなし。
あと、15日。
放射線治療(2回目/全16回)
毎回の問診票の「治療しての変化」項目には「なし」と記入。
今日も同じく上から2回、下から2回の計4回で終わる。
診察も会計もないので、病院に到着して出ていくまで30分もかかっていない。
あと、14日。
放射線治療(3回目/全16回)
問診票の「治療しての変化」項目には「なし」と記入。
少し余裕が出てきたので、秒数を数えてみた。
右斜め上から1回目20~25秒くらい?
2回目10~15秒くらい?
3回目、左斜め下から1回目20~25秒くらい?
4回目、左斜め下から2回目10~15秒くらい?
息が持たない人はそれだけ刻むので回数が増えるのだろうか。
今日も計4回で終わった。
あと、13日。
放射線治療(4回目/全16回)
問診票の「治療しての変化」項目には、「少し張りを感じる。」と記入。
昨日あたりから、ちょっと張ってるかなと思い始めていた。
気のせいかもというレベルだったのが、間違いなく張り出した。
問診票の1~4回目「照射によって起きてくる変化」に書かれていること
放射線が体にあたると、当たった部分の血管が拡張して皮膚が赤くなったり、ヒリヒリ感じることがあります。最初の頃に出ることが多く心配になるかと思いますが、数日で落ち着くことが多いので様子をみてください。また、放射線のあたった部分はむくむので、乳房がだんだん張ってきます。
深吸気息止めは慣れて余裕がでてきた。
スピードアップしている分、2回目以降は息がやや上がり、通常呼吸時のモニタラインの上下の幅がやや大きくなっている。
やはり、計4回の照射。
前後の準備の慣れも加えて、全体の所要時間がさらに短くなって、本当にあっという間に終わる。
2日飛ぶので、マーキングの追記の後にコーティングのスプレー。やはり花椒の香り。
左下側からの照射部分の肌が赤くなってきたかも。
あと、12日。
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