「おくすり手帳を作ると安くなる場合もあるってご存知ですか?」
調剤薬局の薬剤師に聞かれた。
今まで持っているかどうかの確認はしてもらったことはあるが、そんなことは初耳。
おくすり手帳
薬剤師が、患者の飲んでいた薬、飲んでいる薬を把握することで、違う病院を受診したりしても、飲み合わせのチェックや、薬が多すぎたり被ったりして飲んでしまうリスクが軽減される。
今まで持病もないし、しょっちゅう薬をもらうようなこともないので作ったことがなかった。
2016年度の調剤報酬改定で、薬局におくすり手帳を持参すると医療費が安くなるように見直されたらしい。それ以前は手帳がないほうが20円ほど安くなっていたそうで、そりゃ、よほど記録しておきたい人以外は断るだろうから浸透しないか。
差額120円の3割負担で40円だけだけど
以下の条件で「薬剤服用歴管理指導料」分が差し引かれる。
・前回と同じ薬局
・同じ薬を受け取ってから原則3ヶ月以内
・おくすり手帳を提示
「薬剤服用歴管理指導料」
処方された薬についての分析や管理、記録、説明などに対して発生する薬剤師さんへの報酬(点数)のこと。
乳がんの放射線治療で起こった皮膚炎のための保湿剤ももうしばらく必要だろうし、毎日服用するホルモン療法は10年間。
まずは記録するのにちょうどよいし、そのついでにちょっとでも安いならステキなこと。
ということで、初めての「おくすり手帳」
キャラクターデザインが何パターンか。
5秒くらい悩んだが飽きのこない趣きで。
アプリも出てきているらしい。
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