病室から手術室へ向かう
看護師から、出発は11:40との連絡を受ける。
予定より30分程度おしているようだ。
最後のトイレに行っておく。
スマホは家族に預ける。
迎えが来て、病室から歩いて向かう。
エレベーターに乗って外来フロアで降りた。
ノーブラ手術着のまま見慣れた待合いを抜けて手術室に向かう。ここが手術室入口だったんだ。
前室に入る
前室に入ると、看護師と麻酔科チームからのそれぞれ丁寧な挨拶。
パソコンを見ながら、氏名、生年月日、アレルギーのことなどチーム全員で再確認される。
自前のマウスピースは装着することに。
眼鏡ケースは預けた。
手術台へ
手術室に入り、踏台に乗って手術台に座る。
手術着の背中のヒモを外してもらってから台に寝る。
天井に七つ目と四つ目の大きなライト。無影灯というそうな。
眼鏡を外されて、酸素マスクを装着される。
点滴の針のために2か所貼った麻酔シールは手の甲を選択された。グリグリとした感触で入れるのに時間がかかっている。だから麻酔か。ちょっと痛い気もしたから、無かったらと思うとゾッとする。
点滴は先に抗生物質でまだ麻酔ではないとのこと。
看護師が体と手をバンドで固定する。
先生方が準備をしながら、再度アレルギーなどの情報を声出しで再確認し合う。
手術スタート、気付いたら終わり
「はい、では眠くなる薬が入りますね。」
出来るだけ部屋の中を見ておこうと目を開けていたが、その声を聞いて自然にまぶたを閉じたまでは覚えているが、そのまま数秒も経たないうちに意識を失った。
で、だんだんという感じではなく、フッと目が覚めて声を掛けられた。終わって部屋に戻るらしい。
尿意。部屋まで持たないと思ったので申告。紙パンツのマジックテープを外してもらって、たぶんオマル的なもので処置してもらう。間に合った。尿道カテーテルは手術時間的にしないと言われていたから寸前に出してきたのに、ご面倒かけて申し訳ない。
「1、2の3っ」
シーツごと移動用ベッドに移される。
病室に帰る
部屋までの移動中は覚えていない。病室に入る時は家族に挨拶したことをなんとなく覚えている。
家族に手術が終わったと伝えられたのが14:00頃、部屋に戻ったのが15:00頃だったらしい。3時間ほどワープした感じ。
術部が痛かった。このまま続くのか不安で看護師に伝えたら、すぐに痛み止めの点滴を打ってくれた。
ロピオン静注 50mg
何か処置を受ける毎に、氏名と生年月日を伝えないといけないのだが、この時はボーッとして、なぜか旧姓を名乗ってしまい、誕生日も聞き返されたのだが、全然違う日を言っていたようだ。やはり平常ではない訳で。
またそのまま30分ほどもうろうとしていたようで、痛みが引いてフッと我に帰るように頭がスッキリし始めてきた。
家族とも話しができた。
酸素マスクまだ付けたまま。
体液を出すためのドレーンは入っていない。
水分補給のソルデム3A輸液 500ml
足の静脈の血栓を予防するためのマッサージ器が装着されている。
足首から膝まで袋が3分割され、順番に空気が入ったり抜けたりする。普通のマッサージチェアのと違い、ギューッとなる寸前のヤンワリ締め付けで空気が抜けるオアズケ感がもどかしい。
お腹が空いてきたが、水を飲めるまで1時間、食事まではまだ3時間もある。
痛み止めの点滴が効いているのか、動かなければほとんど痛みはない。
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