まずは血圧測定
麻酔に関するいろんな専門医師に順に診てもらう。
まずは、おなじみセルフの血圧測定マシン。
10代から20代前半の頃には低血圧だったこともあったけど、それ以降は大体正常値。
最高血圧 125
最低血圧 77
麻酔科薬剤師の問診
とても若い男性医師。
前もって記入提出しておいた問診票に沿っての確認。
アレルギーのことやら、飲んでる薬やサプリメントはあるかとか、病歴とかとか。
手術前に服用を避ける市販薬
「アセチルサリチル酸(アスピリン)」を含む風邪薬、痛み止めは、出血し易くなる危険性があるため、手術1週間前からは服用してはいけないそうだ。
薬局で市販薬を購入する場合は薬剤師に相談とのこと。
漢方薬、サプリメントはすべて手術1週間前からは服用しない。
血液をサラサラにして出血し易くなる成分や、頻脈(ひんみゃく)等の循環器系に影響を及ぼす可能性のある成分などがあるため、これらも服用してはいけない。
食事などに含まれている量では問題なしだそう。
周術期とは
ここで、周術期センターに移動。
患者の持つリスクや固有のもの(習慣、体格、精神状態、年齢など)を把握し、手術に関わる入院、麻酔、手術、回復までを安全に管理する体制となっているのだそうで。
握力測定
受付でなぜか握力測定。
右29.?
左24.?
高校生の時以来かも?
女性の握力ピークは40〜50代というデータも見かけたけど、まあまあのアスリート生活だったのもあって30は超えてた記憶。
周麻酔期看護師の問診と診察
中堅どころの女性の看護師?制服が医師のような。
過去の病歴や手術歴を聞かれながら、その時の麻酔に対しての状況など聞かれた。
喉や眼などはライトを照らしての診察。
全身麻酔の説明も受けた。
手術室に入ったら、点滴の針を刺しておいて、薬を入れたら数秒で眠りにつくらしい。
その後、喉の奥に人工気道を入れて呼吸を安定させる。
もちろん、手術中は意識も痛みもない状態。
歯科衛生士の問診と診察
入れ替わって、若くてパッと見ぃ気の強そうな女性の歯科衛生士。
前項にも記載したように、全身麻酔は呼吸確保の人工気道を挿入する。
そのため、口腔内の状態によって肺炎などの術後合併症などのリスクがあるらしい。
不安定な歯の抜け落ちる可能性や、乾燥によって雑菌が増えやすくなることなど。
差し歯とインプラントなどの問診とともに、実際ひととおりの確認。
できれば入院までにかかりつけ歯科医でのクリーニングを勧められた。
日程が迫っているので無理であれば、まあまあ状態は良いほうなので自分で念入りに磨いておいてほしいとのこと。
麻酔科医師
また入れ替わって、麻酔科の診察のラスボス?
中堅どころの細身のお坊さんがちょっと髪伸びすぎた、みたいな雰囲気。
麻酔科診察の初めからの情報を確認しながら追加の問診と、まとめの説明など。
『麻酔の説明と同意』の簡単な説明を受けてサインをした。
控えがなかったので、再確認するため写真を撮らせてもらう。
・麻酔科医の管理の下、診療や麻酔に研修医(医科・歯科)や学生、周麻酔期看護師が加わります。
・医学の発展のため、必要時には臨床経過を匿名化し学会や論文等で診療内容を発表されることに同意します。
特に口頭での補足説明はなく、当日はちゃんと読めてなかったが、上記の内容なんかは同意しない人もいるものなのか。
ちょっと気になった。
余談:スピーチプライバシーシステム
余談。
診察を受けている時に、壁に貼っているステッカーが気になった。
「スピーチプライバシーシステム」
その上部に目をやると、虫よけを大きくしたような機械がかかっている。
後で調べてみた。
YAMAHA VSP-1
ヤマハ独自の「情報マスキング音」で高いマスキング効果を実現。
診察室は大きな部屋をいくつかのパーテーションで間仕切っているスペースだった。
ドアのすぐ外には待合いの椅子が置いてある。
診察の話が筒抜けにならないようにするためのマスキング音を出す機械。
こんなのあるんだ。
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