乳がん治療ノート

抗エストロゲン剤の副作用で子宮体がんのリスク?

抗エストロゲン剤「タモキシフェン」の副作用

乳がん放射線治療が終わり、ホルモン療法で抗エストロゲン剤を飲み始めている。

ホルモン療法(内分泌療法)とは、乳がんにエストロゲン(女性ホルモン)が作用しないようにすることで、がんの増殖を抑える治療法。

ホルモンに作用するので、年齢によって(閉経前とか後とか)薬の種類が選ばれるらしく、自分は「タモキシフェン」という薬を1日1錠10年間飲むことになっている。

タモキシフェンの服用で、更年期に似たホットフラッシュ(のぼせやほてり)などの症状が出ることがあるが、数ヶ月で体が慣れて軽快していくはずとのこと。エストロゲンが減ると体温調節がうまく出来なくなることから起こるらしい。

また、子宮に対しては女性ホルモンと似たような働きをするため、長期服用で子宮がん、子宮肉腫の発生がやや増加するとの報告もあるとのことで、定期的な婦人科検診が必要。

乳腺外科の担当医に、婦人科について相談した。

自分
自分

婦人科もここの病院にしたい場合は、乳腺外科から紹介とかしてもらうのは可能なのでしょうか。

K先生
K先生

ここの婦人科はとても混んでいて、ホルモン療法のホットフラッシュなどの副作用などの受診については、他院の婦人科をすすめてるんです。

一応、予約状況などをその場で調べて頂いたが、何もない状況で取れる初診予約がかなり先になるようで、今後のことも考えると別の病院を探したほうがよさそうだと思った。

自宅最寄りの婦人科で、子宮体がん検査

長い付き合いになるかもしれないので、自宅の近くでかかりつけにするべく婦人科を探す。

子宮頸がんは、乳がんと一緒に受けた市の検診で問題がなかった。

現時点と今後の子宮体がんの検査、およびホルモン療法での副作用があった時などに、慌てず迷わず診てもらえるようにしておこうかと。

自宅の最寄り駅前で、数年前にも行ったことのあるこぎれいなクリニックに決めた。

【診療明細書】子宮体がん検査、エコー検査

子宮体がんの検査結果は10月最終週。

なんとか月内に医療費支払いを収めることができた。

いくらか戻ってくるか。

区分項目名点数
初・再診料初診療288
検査料子宮内膜組織採取
超音波検査(断層撮影法)(胸腹部)
370
530
病理・放射線科細胞診(婦人科材料等)1部位
病理判断料
150
150
合計1,488点
4,460円

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